突然ですが、あなたはU-NEXTを利用していますか?
U-NEXTは、映画、ドラマ、アニメに漫画まで見られる動画配信サービスです。
今回は、そんなU-NEXTの利用を検討している方向けに、U-NEXTで見ることのできるおすすめ感動映画を5つご紹介します。
ぜひ、最後までお付き合いください。

グッド・ウィル・ハンティング/ 旅立ち
「今の現実を変えたい」
「過去を抱えながらも次のステージへ進みたい」
「誰かに背中を押してもらいたい」
そんな夜には、“グッド・ウィル・ハンティング/ 旅立ち”を迷わずおすすめします。
まだ無名俳優だったマット・デイモンとベン・アフレックが脚本を手掛け、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞の脚本賞に輝いて話題となった作品です。
1997年公開のアメリカ映画で、監督はガス・ヴァン・サント。
幼少期に虐待されて育ったマッド・デイモン演じるウィルは、天才的な才能がありながらもその才能を活かせる環境にありませんでした。
ある時、ウィルの奇才ぶりが大学の教授の目にとまり、ストーリーは一気に展開していきます。
ウィルは数学の才能を発揮し教授たちを驚かせる一方で、幼少期に抱えた心の闇は晴れることはありません。
そんなウィルの前に現れたロビン・ウィリアムズ演じるカウンセラー、ショーンによってウィルは自分の人生を見つめはじめます。
この作品でロビン・ウィリアムズはアカデミー賞助演男優賞を受賞しました。
ウィルの親友役のベン・アフレック演じるチャッキーと仲間たちは、幼少期の傷を心に抱えたウィルの唯一の居場所であり、友情をこえたつながりがあります。
そしてウィルに初めて愛を教えてくれた女性との行方は…。
なんと言っても、ラストは涙無くして観ることができません。
“グッド・ウィル・ハンティング”を観終えたあとは、きっと心に響く何かを得ることができるでしょう。
ガンジスに還る
「忙しい毎日に追われて自分を見失いそう」
「十年後の自分の未来が見えない」
「海外へ現実逃避したい」
そんな夜には“ガンジスに還る”を強くおすすめします。
シュバシシュ・ブティアニ監督長編デビュー作のインド映画で、作品時間も99分という短さで忙しい方にも観やすいでしょう。
2016年ベネチア国際映画祭ビエンナーレ・カレッジ・シネマ部門エンリコ・フルキニョーニ賞を見事受賞した作品です。
日々、忙しく働くビジネスマンの息子ラジーヴは、ある日大きな決断を迫られます。
同居していた父ダヤが自分の死期を悟り、家から遠く離れたヒンズー教の聖地、バラナシへ行くと言って家族の反対を押し切ったのです。
その世話役として、仕事に追われる息子ラジーヴが父に付き添わなくてはならなくなったのでした。
父ダヤは、聖地バラナシにある「解脱の家」と呼ばれる家で自分の最期を迎えたいと願ったのでした。
そこには、ダヤと同じように人生の最期をこの場所で穏やかに過ごす人たちとの生活が待っていました。
一緒に「解脱の家」で過ごし始めた息子のラジーヴでしたが、父の意志が理解できず悶々とした毎日を送ります。
しかし、バラナシの生活をしていく中で、その固い心も徐々にほどけていきます。
生きる意味とは? 人生とは? 父と息子の穏やかでユーモア溢れる、おすすめの感動作品です。
旅立ちの時
「とにかく泣きたい」
「家族愛に触れたい」
「リバー・フェニックスを観たい」
そんな夜には、“旅立ちの時” を迷わず選んでください。
リバー・フェニックスの代表作スタンドバイミーから2年後、巨匠シドニー・ルメット監督1988年アメリカの作品です。
リバー・フェニックス演じる少年ダニーの両親は、1960年代に反戦運動をしたため指名手配となり、一家で逃亡生活を余儀なくされました。
新しい土地へ引っ越すと、家族の名前も髪の色も変え、別人になりきります。
そして少しでもFBIに気づかれたと察知すると、その土地に痕跡が残らないよう、直ちに引っ越しをするという生活。
ダニーと弟はそんな生活に慣れていました。
しかし、一家がニュージャージーに引っ越した時、ストーリーは一気に展開していきます。
これまで転々とする生活の中で、深い友達を作ることさえ許されなかったダニーは、ある女性と恋に落ちたのでした。
誰にも話してはいけない秘密の恋は、少年から青年に成長していくダニーに重くのしかかります。
ここまで読むと、なんてひどい両親なのだと感じるかもしれませんが、この作品の大きな魅力のひとつは、この両親が家族愛にあふれて憎めないという点です。
だからこそ、家族への愛と自分の人生との狭間でダニーが葛藤します。
この“旅立ちの時” では、リバー・フェニックスがピアノを演奏する貴重なシーンもあり、ファンには必見です。
この映画公開から5年後の1993年に他界したフェニックスですが、この作品を通じて、もっともっと彼の作品に触れたかったと、誰もが感じるのではないでしょうか。
とにかく泣きたい夜に、極上のおすすめ作品です。
おみおくりの作法
「ぎゅっと優しさに触れたい」
「自分のやるべきことを模索したい」
「やっぱり泣きたい…」
そんな夜には、“おみおくりの作法” がもってこいです。
エディ・マーサン演じる44歳のメイは、ロンドンの地区民生委員として働いていました。
孤独で真面目な彼が黙々としていたその仕事とは、孤独死した人を弔い葬儀をするというものでした。
ロンドンでは、独居老人が増え孤独死が後をたたない中で、仕事として割り切り、簡素に済ませることができるにも関わらず、メイはひとりひとりに尊厳をもって丁重にその最期をみおくるのでした。
ところが、民生委員のリストラで、メイは退職に追いやられます。
メイの最後の弔いとなった人物をめぐって、メイ自身も心を動かされます。
俳優エディ・マーサンはこの作品の脚本を読んで、内容の誠実さを高く評価し主演を演じることを決めたそうです。
2013年アメリカとイタリアの合作でウベルト・パゾリーニ監督、ヴェネツィア国際映画祭で監督賞を含めた4賞を受賞しています。
また、「おみおくりの作法」のリメイク版、「アイ・アムまきもと」が日本で2022年9月に公開されています。
静かに、淡々とストーリが展開し、上品でありながら真っ直ぐなメッセージを持った厳選の一本です。
コーダ あいのうた
「爽やかに泣きたい」
「夢に向かって生きたい」
「爽快な後味で観終えたい」
そんな夜には、“コーダ あいのうた”この1本で決まりです。
2021年アメリカの作品で、アカデミー賞作品賞を含む主要3部門を受賞した話題作です。
エミリア・ジョーンズ演じる高校生のルビーは、穏やかな海辺の街で、 両親と兄は耳が聞こえないという、ろうあの家族の中で育ちました。
ルビーは家族の中でひとりだけ耳が聞こえます。
陽気で愛情にあふれたあたたかい家族の中で、ルビーは子どもの頃から家族と社会との通訳をしていました。
そんな中、ルビーは合唱クラブの顧問の先生から歌声を高く評価され、都会の音楽大学進学を強く勧められます。
家族は、ルビーの歌声が聞こえないため、その才能を理解することが難しく、 高校卒業後も、家業である漁業を手伝ってほしいと願います。
一方で、自分の夢を見つけて進学したいと悩むルビー。
ラストは、裏切らない大きな感動の山場が待っています。
ルビーの父親役で実際に聴覚障害を持つトロイ・コッツァーはじめ、ろう者である俳優陣が脇を固め、明るく陽気な家族の姿に心が熱くなります。
観終えたあとの爽快感と余韻は半端ないことでしょう。
U-NEXTおすすめ映画のまとめ
たった1本の映画で、人生が変わることがあるかもしれない。
そんな経験をしたことがありますか?
「素晴らしい人生とは、一生のうちどれだけ豊かな人と出会えたかということだ」と言う言葉があります。
一方で、家族、学校、会社、仕事‥日々の生活の中で新しい人との出会いって、そうはないですよね。
だからこそ映画のある生活をおすすめします。
“この映画を観てなかったら、こんな恋愛があるなんて知らなかった”
“こんな国があるなんて知らなかった”
“こんな考え方があるんだ”
人との出会いと同じように、1本の映画との出会いで自分の不必要な価値観が吹っ飛ぶことがあります。
ぜひ、あなたの特別な1本をU-NEXTで探してみてください。

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